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「ら」行 修繕に関する用語集

ら行

ラーメン構造
この「ラーメン」は、ドイツ語であり、麺類のらーめんは老麺である。
鉄筋コンクリートや鉄骨の構造形式は、ほとんどの場合この構造である。
柱や梁などの各接点の接合部が、角度が変わらないよう剛に接合した一体の架構
を指し、「剛節架構」ともいう。

ライニング管(設備)
耐腐食性能を高めるため,内面あるいは内外面を樹脂で被覆した鋼管。

ラッキング(設備)
配管の保温材保護のため鉄板やステンレス板の薄板を巻くこと

ルーフバルコニー(テラス)
集合住宅などで、階段状の形態を成し、下階の屋根に相当する平面の屋上部分を
利用した吹きさらし状の外部空間である。
比較的広いスペースであることが多く、専用使用部分(共用部分)であり、造園
など移動・撤去がむずかしい利用形態であると、防水等の修繕に支障がある場合
が多い。ルーフテラスともいう。

レイタンス
コンクリート打設後、表面に浮き上がった粉末を含む泥分の層。

レジスター(設備)
通過空気量を調節できる空調換気用の吸い込み口や吹き出し口。

劣化(れっか)
物理的・科学的・生物的要因により、ものの性能が低下する事。
(但し、地震や火災などの災害によるものを除く。)

劣化調査(れっかちょうさ)
劣化に関連する調査。
各種の劣化状況の簡易な調査を一次劣化調査、詳細で専門的な調査を二次劣化調査、
さらに高度に詳細で専門的な調査を三次劣化調査という。
劣化調査の内容には、劣化診断も含む。

劣化診断(れっかしんだん)
事前調査や一次劣化調査ないし三次劣化調査における劣化現象の観察・測定・
試験の結果などをもとに、劣化の種類、程度を把握し、劣化原因によって劣化現
象を起こすに至った劣化機構を解明する事。
劣化調査と同じ意味で用いられることがある。

陸屋根(ろくやね)
「陸(ろく)」は、水平で歪んでいないという意味で、凹凸があると「不陸がある」という。
「不陸」とかいて「ふろく」と読む。
「ろくでなし」の「ろく」は、この「陸」である。
したがって、通常の屋根のように勾配のない平坦な屋根(屋上)のことで、一般
に防水層を施し、表面にコンクリートやモルタルなどで平坦に仕上げている。
歩行しない屋根の場合は、防水層が露出した工法を取っていることもある。
有限会社鈴木哲夫設計事務所
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